Our Craftsmanshipこだわり
しろくまきものが大切にしているのは、日本の伝統文化を未来へつなぐこと。
誰もが美しく纏える着物にすること。そして、素材を最後まで無駄にしないこと。
着られる機会を失った正絹アンティーク着物に新たな価値を吹き込み、
現代のライフスタイルへと再構築する。
そのすべての工程に、しろくまきもののこだわりが息づいています。
目利きが、
品質を決める。
THE EYE OF A COLLECTOR.
しろくまきもののタグが付くのは、
私たちが品質を認めた着物だけです。
アンティーク着物は一枚ずつ丁寧に確認し、シミ・焼け・傷み、そして正絹が持つ風合いまで細かく見極めます。そのままでは再生できないものも少なくありません。だからこそ私たちは妥協せず、日本の美意識を受け継ぐ価値があるものだけを選び抜き、現代のライフスタイルに合わせて再構築し、新たな一着として世に送り出します。
すべての着物にはシリアルナンバー入りのタグを付け、しろくまきものとの出会いの記録を刻みます。何年経っても、どの国へ渡っても、その着物がしろくまきものから生まれた一着であることを証明できる。一点物の着物に、確かな来歴を。それが、私たちの品質への約束です。
5分で着られる。
現代の職人の技と技術
が、着物を蘇らせる。
THE HAND OF A CRAFTMAN.
上着を羽織るだけで自然に「右前」が整い、スカートは巻くだけ、帯はアタッチメントで簡単にサイズ調整ができる。
世の中には、セパレート仕様の着物が数多く存在します。しかしその多くは、着物本来の完成形を理解していなければ、美しく整えることが難しいものです。 しろくまきものが大切にしているのは、「誰でも、一人で、迷わず、品格ある装いを完成させられること」。上着は羽織るだけで自然に「右前」が整い、スカートは巻くだけで着物ならではの優雅なシルエットを描きます。帯には厚みを抑えたベルトタイプを採用し、長時間座っていても身体への負担を感じにくく、簡単にサイズ調整ができるため、所作までも美しく保ちます。
正絹アンティーク着物が持つ艶、風合い、文様の奥行き。その一枚一枚の個性を見極め、着物本来の美しさと品格を損なうことなく、現代の日常に自然に馴染む一着へと再構築しています。 私たちが目指しているのは、「正しく着なければならない着物」ではありません。もっと自由に、もっと優雅に、ファッションの一部として楽しめる、新しい着物のあり方です。伝統を尊重し、現代の感性と機能性を重ねる。その細やかな設計と丁寧なものづくりが、しろくまきもののエシカル・ラグジュアリーです。
すべての着物に、
行き先がある。
ZERO WASTE, EVERY JOURNEY.
私たちは、譲り受けた着物を
一枚たりとも無駄にしません。
丁寧に選ばれたものは、しろくまきもの独自の上下セパレート着物として再構築し、着物本来の品格を残しながら現代のライフスタイルに寄り添う一着へと甦らせます。傷やシミがあり、着物としての再生が難しいものも、決して見過ごしません。丁寧に糸をほどき、布へと戻し、使える部分を慎重に選び抜いたうえで、着物ワンピースドレス、バンダナキャップ、ストール、バッグへと仕立て直しています。
アンティーク着物は、一着ごとに仕立てられた時代も寸法も異なり、布へ戻した際の生地幅や長さもすべて違います。同じものは二つとして存在しない。だからこそ私たちは、素材の個性に合わせて裁断し、限りある正絹を可能な限り活かすものづくりを行っています。
草履を除くすべての商品には、シリアルナンバータグを付けています。その番号には、一着の着物がどのように受け継がれ、どのように新たな価値へと生まれ変わったのかという記録が刻まれています。
受け継がれた正絹に、次の物語を。一着の着物を、可能な限り最後まで使い切る。それが、しろくまきもののエシカル・ラグジュアリーです。
B型事業所を
大切なパートナーとする、
ものづくり
EQUAL COLLABORATION IN MAUNFACTUREING WITH TYPE B BUSINESSES.
B型事業を大切なパートナーとする、
ものづくりを皆さまと共に進めています。
私たちが大切にしているのは、単に作業を依頼することではありません。一つひとつの手仕事に敬意を払い、適正だと考える価格で依頼を行うこと。効率や納期だけを優先するのではなく、それぞれの事業所や利用者の方々のペースを尊重し、無理なく丁寧に続けていける関係づくりを心がけています。
この取り組みだけで、事業所の自立を大きく支えられるとは思っていません。
それでも、着物を通じて生まれる小さな仕事やつながりが、誰かにとって社会との接点となり、ものづくりに関わる喜びや誇りにつながることを願っています。
傷や汚れがあり、そのままでは再生できない着物も、糸をほどき布へ戻すことで、新たな価値へと生まれ変わります。一着の着物を可能な限り無駄にしない。その再生の過程に、人の手の温もりと確かな仕事の価値を重ねていくこと。それもまた、しろくまきものが大切にするエシカル・ラグジュアリーのかたちです。
昭和の正絹を、
次の世代へ。
Passing Showa-era pure silk kimono on to the next generation.
日本では年間100万着以上の着物が廃棄されているといわれています(自社調べ)。
しろくまきものが素材として使うのは、昭和の高度成長期に職人が築き上げた技術で作られた正絹のアンティーク着物です。本来、仕上がった着物を裁断することは好ましいことではないかもしれません。しかし、廃棄される運命にあるなら、リメイクして新しい命を吹き込み、伝統の美を次の世代へ受け継いだ方がいい。その判断が、しろくまきものの出発点にあります。
「着物を売る会社ではなく、文化と人をつなぐ仕組みを作る会社を目指す」と、開発者は語ります。タンスに眠っていた一着の着物が、新しい形で誰かの手に渡り、さらに次の世代へと受け継がれていく。その循環の中で生まれるのは、単なる商品ではなく、日本の美意識を未来へ手渡す物語です。
一枚の着物を、丁寧に選び、丁寧に仕立て、丁寧に届ける。
そして、その着物がまた次の誰かへと受け継がれていく。
しろくまきもののこだわりは、ものづくりの細部だけではなく、
着物を中心にめぐる人と文化の循環そのものにあります。